6月10日(日) 14:30 Aartselaar (ベルギー)

距         離: 7.5km×15周 112km
出走者数60
天         候曇り
結         果: 21



本日はベルギー第二の都市Antwerpの近く、
Aartselaarという街でのレースだった。
コースは極めて緩やかな起伏があり、鋭角なコーナーが1つ、直角コーナーは4つ、路面はほぼアスファルトとコンクリート舗装という難しくないコースレイアウトだ。
日曜日で天候も絶好のサイクリング日和だった為、出走者は多くなるだろうと予想していたが、60名程に留まる。
その為最低でも賞金を、そしてできるならば上位を狙おうと臨んだ。

スタートしてすぐにアタックの応酬。
今日はなんとしても逃げに乗りたいと1周目から前方に出て何度もアタックに反応するが、逃げが決まらずすぐに集団に吸収される。
そして後方に下がり、少ししたら前に出る、という
ことを繰り返していると、いつの間にか逃げが
決まっている。
また逃げに乗れなかったと悔やみつつも、その逃げを追う為に集団前方のローテーションに加わり、トレーニングも兼ねて前を引く。
本日は皆逃げを捕まえようと奮起していたのか、レースは高速で展開し、8周目を過ぎるまであまり速度は落ちなかった。

そこからは何度か小康状態になりつつも協調し合い、いつもより大勢でローテーションし逃げを追う。
しかしなかなか捕まらず、むしろ差が開いたのか2台目の先導車が集団を抜き、前を走る。
そこからまたじわじわと速度が上がりはじめた
が大きな動きは無く、最終周へ。
ゴールスプリントに備え良い位置を確保しようと、
後ろから前へ前へと選手達が集まってくる。
最終コーナーを抜け、選手達は団子状のまま緩やかに曲がりながらゴールを目指す。
私はここでいつも中心部に位置してしまう為、スプリントで前方に行けない。
故に今回は風を受けてでも外側からスプリントしようと道路左側に寄る。
しかし既に前方に選手が幾人かおり、うまい具合に進路を阻まれ何度かブレーキに手を掛けるも、渾身の力を振り絞りスプリント。
集団では5番手か6番手でゴールしたが、結果は21位という形で終わった。

今レースでは序盤からアタック合戦に参加できたので、また1つ成長できたのではないかと思う。
と同時に、後ろから集団に抜かれた時に下がり
すぎる傾向にあるので、できるだけ前方で集団
に復帰するようにする、という課題もできた。
肝心な場面で集団後方にいては何もできない。
苦しくても、常に前に位置する。
前々から言っていることだが、意識してこれを実践しようと思う。

また、本日はボトルを沿道の人から受け取り損ねて落車するという事故があった。
今の季節で120kmくらいの距離ならばボトルは2本で十分事足りるが、暑くなってくるとそうはいかないだろう。
ボトルを受け取る経験が無かったので、これも練習しておかねばならない。

残りは2レース。
なんとか一桁入賞という目標に到達できるよう、気合を入れていきたい。